営業の受注率が向上するAI商談解析クラウド ACES Meet

内定承諾率・内定承諾数が大幅上昇!増える外国人技術者の面接で想定外の有用性を発見

ACES Meet-JAGフィールド-case

JAGフィールド株式会社

経営企画 次長

渡邉 宗さん

  • OJT
  • 人材サービス
  • 従業員数:501-1000名
  • 面談

導入前の課題

  • 採用担当の面接における対応力の向上
  • 社内の円滑な情報提供と育成

ACES Meetの活用法

  • 求職者(派遣技術者)との面談を録画して社内で教材として活用
  • 情報伝達時の認識違いによるトラブルの防止

導入後の効果

  • 内定承諾率の上昇
  • 内定承諾数の増加

JAGフィールド株式会社は建設業を中心とした人材紹介・派遣業を営む企業です。求職者の面接をACES Meetで録画し、法人担当(RA)との情報共有や、面接担当者の対応力の向上に役立てています

今回は経営企画の渡邉さんにACES Meetを導入したきっかけや使用した感想、得られた効果について伺いました。

採用担当者の面接力向上が叶うツールを探していた

ACES Meet-JAGフィールド-case3

―― ACES Meetを導入したきっかけや課題感、背景について教えてください。

当社では、求職者の採用を担当する、人材開発部門の面接における対応力が低いと感じていました。また、紹介したい求職者の情報がRAにダイレクトに行き届かず、伝達の過程で齟齬が生じていたのも課題です

この状態では顧客(紹介先)に的確な提案ができません。とはいえ営業担当者が少なく、人的リソースの都合上、改善が難しい状態でした。

そこで、営業や採用をサポートできるツールを探していたとき、同僚からACES Meetのことを教えてもらいました。営業ツールの中には、声の強弱や声色で有用な話し方を測定でき、リスト精査まで備えたものもありますが、当社はどちらかというと録画機能が充実し、リアルタイムで確認できるか、という点を重視していました

上長からはTeamsの録画機能でも良いと言われていましたが、画質の粗さが不安要素ですACES Meetは話者が誰か一目で判別でき、説明の要約がわかりやすく画面に表示される点に魅力を感じました

主観を排除、客観的な人材評価で共有力アップ

―― 御社での具体的な活用方法を教えてください。

主に、人材開発部の社員が求職者の面接の記録に活用しています。当社はちょうど未経験人材の採用を始めたタイミングで、ナレッジがまったくない中で対応の仕方を研究するために録画をチェックしていますね

RA部門の商談時にも使っていますが、ウェイトでいうと人材開発部門での使用が約9割です。本当ならば全社員にアカウントを付与したいと考えているものの、はじめのうちはトライ&エラーの意味も込めて、人材戦略に関わる部署から使い始めていく戦略です。

採用担当者からRAに求職者の特徴を伝える打ち合わせには、かなりの時間を要します。その人の印象も関わるため、担当者の主観が入り込み、説明内容と実際の特徴が食い違うことは珍しくありません。手本になる面接動画は抜粋して全営業担当者に共有するほか、Teamsで研修用チャットを作成して、ACES Meetの録画のリンクを送り、新入社員に勉強させています

求職者の面接でもRAの商談でも、相手方に必ず伝えなくてはいけないことがあります。そのため、何をどこまで言うべきか、教材として見せて確認させています。また、伝えるべきことを伝えたという事実を残せるので、トラブルを未然に防ぐためにも有用なツールです

営業現場から喜びの声、導入も過去一番スムーズに

ACES Meet-JAGフィールド-case2

―― 導入の過程で苦労したことはありますか?

導入ではないのですが、活用ではあります。社員の中には録画を忘れる人がいます。

あとは、参考になる動画の閲覧を推奨していますが、見てない人もいるため、月末にチャットでリマインドしてます。幹部会議に提出するKPIには、ACES Meetの閲覧回数を設定しています。閲覧回数によって従業員にどのような変化が生じたか確認する意図ですが、そもそも見てもらえないことには評価自体が不可能ですから。

今は、私が一人で社内にツールの周知・普及をしていて、完全にマンパワー頼り。そのため成果を出すための施策もまだまだこれからの状態です。とはいえ、数は多くないにしても、今まで社内で導入してきたツールの中で、ACES Meetが一番うまくいっていると感じています

人材会社専門システムやLINEアカウントの場合、実装から成果が出るまで約1年かかりましたが、ACES Meetは3〜4ヵ月で済みました。ツールの導入はとにかくやりきることが大事です。導入自体は難しいとは言えませんが、導入した後軌道に乗せるまでに苦労します。ACES Meetの場合は、過去の事例と比べれば導入がスムーズに進み、使って得したと感じています。

推進担当として一番嬉しいのは、現場の営業担当者が「あって良かった」「お客さんに提案しやすくなった」と言っていることですね!

外国人技術者の面接で想定外の有用性を発揮

―― 業務以外で使用している部分や当初の想定とは異なる使用方法はありますか?

使っている中で「注力すべきだ」と感じたのは、外国人技術者の面接です。当社は建設業界に特化した人材会社のため、外国人技術者の割合が非常に高いのが特徴です。

面接官が「この人良かったですよ」と紹介してきた求職者との面談の様子を見ると、報告の内容とまったく異なるケースが多々あります。それは外国人技術者の場合、言葉の基礎ができていない方がいるからです。ですので、面接官が意図をしっかり汲み取らないといけません。

外国人技術者の面接ほど録画して良かったと感じたことはありません。

ACES Meetの導入で内定承諾率・承諾数が上昇

ACES Meet-JAGフィールド-case4

―― 御社の目標に対するACES Meetの貢献度や成果を教えてください。

内定承諾率や内定承諾数が上がりました

社員が行っている施策の一つとして、オンライン・オフライン含め、他の担当者の面接の動画を1ヵ月に少なくとも3回は閲覧するように言っています。面接が苦手な担当者もいるため、スキルを上げてもらう意図を持ってのことです。

このような施策を実行した結果、面接官の面接力が向上したと実感しています。内定承諾率の目標は55%ですので、現状ではまだ達成できていませんしかし、45〜50%を推移していた頃と比べて、導入後は50%を超えています

数字を見ながらACES Meetのおかげかと感激しました。

―― ACES Meetの今後で期待していることがあれば教えてください。

今後の使い方として、営業や面接を担当するすべての社員にアカウントを付与することを検討しています。

自身の録画を見て、改善点はどこか、無駄なことをしていないか把握してほしいです。当社は営業部の人数が少ないため、個人が自主的にスキルアップしてほしいと願っています

今後は、採用した外国人技術者のトレーニング用の教材作りにも使いたいと思います。未経験者の場合、紹介先に配属する前に、1週間程度の新人研修を実施しています。1回受けただけでは受講内容を理解しきれない従業員もいるため、重要な部分だけ切り取って研修用に編集したいと考えています。

ACES Meetの今後に期待していることは、AIによる表情解析機能の充実です。表情が硬い従業員はずっと硬いままなので、指摘しても矯正するのが難しいことが多々あります。人に指摘されるよりAIに指摘された方が素直に聞く可能性もありますし。

営業職は話す内容はもとより、表情も重要です。調査をしていないため確定的なことは言えませんが、笑顔のほうが成約率はおそらく高いでしょう。

相槌の回数や表情と成約率の間に因果関係があるのか、録画した動画を使って分析したいと感じました。逆に無表情のほうが内定承諾率が高いという結果が出ても、定説を覆せるため面白いかもしれないなと思っています。

―― ありがとうございました!

■お話を伺った方
渡邉 宗さん
JAGフィールド株式会社 経営企 次長。現社長を含めた初期メンバーの1人として会社立上げに携わり、その後、支店長や事業部の立上げ責任者を歴任。現在は経営企画として予算を達成するため、各プロジェクトの推進や裏方のサポートに徹する。18年間同社で活躍。
■取材・執筆
讃岐 勇哉
出版社、広告代理店、制作会社、事業会社で雑誌や広告、Webメディアの編集や運用、デジタルマーケティングに携わる。2016年、DeNA入社。メディアや広報、ブランディング業務などを担当。その後、Webマーケティングメディア『ferret』で編集長業務、SEO・コンテンツマーケティング責任者として従事。2023年5月よりACESにマーケターとして参画。
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