X(旧Twitter)、対話型AI「Grok(グロク)」を搭載、イーロン・マスク氏が設立したxAI社の生成AI
更新日:2024年05月09日
公開日:2024年05月09日
X(旧Twitter)は2024年5月8日、対話型AI「Grok」の提供を開始した。この機能は、プレミアムユーザー向けで、XのWeb版およびアプリ版で利用できる。
対話型AI「Grok(グロク)」とは
対話型AI「Grok」はイーロン・マスク氏が設立したxAI社が開発した生成AI。
👀 Now available: Stories on X, powered by Grok AI 👀
See what the world is talking about with Stories on X, curated by @grok. now available for Premium subscribers in the Explore tab!
web & iOS only for now– let us know your feedback pic.twitter.com/Iv6zk9WugU
— Engineering (@XEng) May 3, 2024
2023年11月4日に「Grok」の存在を明かした投稿には世界各国から注目が集まった。
xAI’s Grok system is designed to have a little humor in its responses pic.twitter.com/WqXxlwI6ef
— Elon Musk (@elonmusk) November 4, 2023
Grok(グロク)の利用方法
GrokはXのプレミアム以上で利用ができる。現在は無料のユーザーでは使うことはできない。
Grok(グロク)の特長
Grokは、Xを利用してリアルタイム情報にアクセスできることや、他の対話型AIよりもユーモア感のある自然な回答が可能であることが特長。
また、Grokには「Fun Mode」と「Regular Mode」の2つの動作モードがあり、Fun Modeを選ぶとよりウィットに富んだ会話が楽しめる。
Grokにはマルチモーダル モデル「Grok-1.5V」が採用されている。