ChatGPTを「利用したことがある」は約20%で20代の使用率は30%超|AIに対するイメージ
更新日:2023年11月20日
公開日:2023年11月20日
チャットプラス株式会社が、20歳から60歳までの男女を対象に「AIに対するイメージ」についてのアンケート調査を実施した。
目次
ChatGPTを「利用したことがある」は約2割
「ChatGPTを利用したことはありますか?」という質問に対し、約20%の人が「何度か利用したことがある(16.7%)」「よく利用している(6.0%)」と回答。
AIやChatGPTは耳にする機会が増えているが、実際に使った経験がある人は全体の約2割と、まだ多いとは言えない。さらに、年代別で見ると、年齢層が高くなるにつれて、ChatGPTの使用率は低下する傾向が見られた。その中でも20代の使用率は30%を超え、新しい技術に対する抵抗感が少ないことが窺える結果となっている。
ChatGPTの利用用途は「調べもの、リサーチ」が半数以上
多くの人が「調べもの、リサーチ」のためにChatGPTを利用していることが明らかになった。リサーチ作業には時間がかかるため、時間節約の目的でChatGPTを利用する人が多いのだと考えられる。
以下が具体的なリサーチ事項だ。
- キャッチコピーの参考案(20代/男性/学生)
- 仕事での書類作成でどのように作るのか参考で使用した(20代/男性/会社員)
- お客様へのメールに送る言葉の言いまわし方を調べた(40代/女性/パート・アルバイト)
- 新しいアイディアがないか調べた(40代/男性/会社員)
ChatGPTの改善点は「回答精度・正確性・情報更新」
「ChatGPTについて改善してほしいと思う点はありますか?(上位3つまで)」の質問に対して、回答精度や情報の正確性に関して改善を望んでいる。
ChatGPTに対して7割が「人に近い」と回答
「ChatGTPの回答精度において、どの程度人間との近さを感じましたか?」の質問に対して、約7割の方が「ある程度人間に近いと感じた」「とても人間と近いと感じた」と回答。
参考:【AIが人間の代わりになると答えた人は〇割!】ChatGPT利用者の会話内容を調査【あなたはAIと友達になれますか?】