SGEとは|生成AIが搭載され、Google検索はどう変わる?
更新日:2024年03月11日
公開日:2023年09月13日
2023年8月30日、日本国内でGoogle検索の新しい機能、生成AIを活用した検索体験であるSGE(Search Generative Experience)の日本語テスト版がローンチされました。Search LabsでGoogleアカウントにサインインすることで、デスクトップ上のChromeブラウザや、AndroidとiOSのGoogleアプリでこの新機能を体験できます。
SGE(Search Generative Experience)とは
SGEとは、Search Generative Experienceの略で、生成AIによる検索体験のことです。
AI と機械学習の進歩により、Google検索がアップグレード。求めている情報を即座にかつ手軽に探し出せるように改善されました。AIによって生成されるサマリーを通じて、主要なポイントを速やかに理解できるだけでなく、さらに詳しい情報の取得も容易になります。
参考:Google Japan Blog「生成 AI による検索体験 (SGE) のご紹介」
SGEで生成された回答(スナップショット)にリンクが追加
文章の各段落の末尾に、下向きの矢印が表示されるようになりました。スナップショットの参照元が提供されることで、生成された情報の真偽が精査しやすくなったといえます。
矢印をクリックすると関連のページが表示されます。
SGEの表示位置
SGEの表示位置は、検索結果ページ(SERPs)の最上部です。「AIによる概要を生成しますか?」の横にある「はい」をクリックすると、SGEの回答が生成されます。
また、回答の下部にある「追加で聞く」をタップすると、新しい対話モードが起動し、調べているトピックに関する追加の質問が可能です。質問から質問へと文脈が継続されるので、検索をよりスムーズに進められます。さらに、詳細な情報を知るためのWebサイトへのリンクも表示されるので、深く検索することも容易です。
SGEの利用法
SGEを利用するためには、Googleアカウントにサインインした上で「Search Labs」ページに行き、ボタンをオンにするだけで完了です。
SGEの終了日
SGEは試験運用中です。そのため、Search Labs上には「終了日: 2024年2月」と記載されています。
その後、いつ導入されるかは分かっていません。